自分を愛する=嫌いな相手を愛する
前回に続いて、目の前の(嫌いな)人を愛する方法についてお話しますね。
前回は、相手をキライな自分を認めて愛する、というところまでお話しました。
ここから、どうやって嫌いな相手を愛することに繋がるのでしょうか?
実は、ほとんど終わっています。
嫌いな自分を愛せた瞬間に、嫌いな相手も愛せてしまいます。
なぜでしょうか?
理由は、相手は自分の鏡だから、です。
嫌いな相手というのは、自分の鏡です。
もっと詳しく言えば、自分の中にある、ある部分を強調して映しています。
ある部分とは、自分で嫌っている部分です。
つまり、嫌いな相手というのは、
自分の嫌いな部分を映してくれている、鏡です。
こう考えてみましょう。
鏡を見て、寝癖に気づいたら、どうしますか?
鏡をいじるでしょうか?
そんなことはしませんよね。
鏡を見ながら、自分の髪を直します。
そうすれば、鏡の自分も、望み通りの姿に変わります。
嫌いな人との関係に戻して考えてみましょう。
あなたはある人のケチな部分が嫌いだ、と思っています。
でも、もしかしたら、私自身が、私自身をケチだと思っているのかも?
と考えてみます。
すると、本当はもっと欲しいものを買いたいのに、いつも我慢している自分に気づきます。
そして、我慢している自分が嫌いだ、我慢なんてしたくない、と感じていたことも気づきます。
じゃあ、我慢ばっかりしないで、たまには大好きなチーズケーキでも買って、自分にごほうびをあげよう。
そんな風にやってみると、すごく開放感があって、楽しかった、となるでしょう。
その次の日、けちな人にあっても、あれ、ふしぎと嫌な感じがしません。
隣の席から回ってきたチョコを、その人にもおすそ分けできたりします。
すると、びっくりしたことに、相手からもクッキーのお返しが来ました。
今までそんなことがなかったので、びっくりしつつ、今までの自分の思い込みをちょっと反省します。
ケチだと思い込んでいたから、相手のケチな部分ばかりが見えていたのです。
これはひとつの物語ですが、こんなことが普通に起こります。
相手の嫌いな部分は、自分の中にある、嫌いな部分。
そこを認めて、受け入れて、愛してあげる。
そして、ちょっと変えてみる。
すると、自分が楽になり、相手との関係も楽になる。
これが、嫌いな相手を愛するための、光の知恵です。
あなたの人間関係にも、きっと役に立つと思います。
職場、友人、夫婦、恋人、親子、どんな人間関係にも役立ちます。
ぜひ使ってみてください。
うまくいかない、使い方がわからない時には、葵優太にご相談ください。
スピリチュアルカウンセリングで、一緒に解決してゆきましょう。
葵優太
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