【スピリチュアル2大成功法則の比較】
こんにちは、葵優太です。
今日は、少し大きなテーマについてお話しようと思います。
【スピリチュアル2大成功法則の比較】
というテーマについてです。
スピリチュアルな成功法則を調べてゆくと、2つの種類を発見できます。
ひとつは、【思考は現実化する】という考え方です。
人生は、私達がイメージしたり、考えたりしたことを実現できる。
だから、自分が望む未来をイメージしよう、という考え方、あるいは姿勢のことです。
もうひとつは【委ねればうまくゆく】という種類です。
人生は高次元の采配によって常にベストに導かれている。
だから、その高次元の采配に委ねれば、最善へと導かれる。
そのような考え方、あるいは姿勢のことです。
【思考は現実化する】をA、【委ねればうまくゆく】をBとしましょう。
Aの特徴は、自我が主役となっている点です。
自我、つまり人間としての私、その私が持っている思考や感情、潜在意識や肉体的欲求が原動力となっています。
では、このAには効果があるのでしょうか?
結論から言えば、Aの効果はとてもパワフルです。
思考やイメージは強いエネルギーであり、それが現実に大きな影響を及ぼすのは、言うまでもないことです。
例えば、否定的な思考を習慣にすれば、感情や肉体や体験がネガティブなエネルギーの影響を受けます。
否定的な考え方は、否定的な人生を作り上げます。
反対に、公的的な思考を持ち、夢や希望に溢れた生き方を習慣にすれば、人生はそれに応じます。
肯定的な姿勢は、肯定的な人生を体験させてくれるでしょう。
このように、Aを活用するだけでも、相当に幸せな人生を体験できます。
ですが同時に、Aが万能ではないこともまた、事実です。
なぜなら、強いイメージや思考を持ったとしても、必ずしも望みの全てが叶うわけではありません。
非常にシンプルですが、望みのすべてが今、この瞬間にすべて実現することはありえません。
その実現のために必要な経験があるなら、必要な時間をかけてそれを学ぶことになるでしょう。
そして、その経験やタイミングまでも選ぶことは、Aを駆使してもできないと言えます。
また、Aはネガティブな体験を避けることもできません。
例えば、大切な存在が命を終えたとします。
その事実を変えることはできません。
また、この時体験する喪失の悲しみもまた、避けようのない体験です。
もし、仮に宇宙があなたから悲しみを取り去ろうと提案してきても、あなたはそれを拒否することでしょう。
大切な存在を失ったのに、ぜんぜん悲しめないというのもまた、大きな悲劇です。
ここでは、「思考の現実化」という力では、癒やし、あるいは救いをもたらすことはできないでしょう。
では、Bの「委ねる」という力では、どうなるでしょうか。
Bは避けようのない体験、ネガティブな体験には大きな効果を持ちます。
大いなる悲しみの中では、大いなる存在に委ねることが、癒やしと救いをもたらすことがあります。
人生には、確実に、どうしようもない出来事が起こります。
どうしようもないことに対しては、どうもせずに、ただ委ねる。
自らのハイヤーセルフ、あるいは宇宙、神、どのような名称であれ、自我を超えた大きな意識へとまるごと委ねる。
その瞬間、そのテーマを自分の内側に抱え込むことをやめて、本来あるべきところへと帰すことが可能になります。
望みや願いが実現する方法やタイミングであれ、耐えられないほどの悲しい出来事であれ、委ねるという行為を通じて、大いなる存在に預けることができれば、解放されます。
自分でなんとかしなければいけない、という苦痛から解放されます。
私達が抱える最大の苦痛とは、一体何でしょうか?
自分では決められない、変えられない、実現できないことを、自分の力でなんとかしようとする、その結果として生じる「うまく行かない」という感覚。
これこそが、最大の苦痛ではないでしょうか?
委ねるという姿勢は、この苦痛から私達を解放してくれます。
もちろん、味わうべき感情や体験は通過しますが、執着がないので、必要以上に留まることがなくなります。
こうしてみると、AとBは対立するものではなく、両方をうまく使うことができるとわかります。
基本的には、Aつまり思考の現実化を用いて、自我の願いを叶えるべく行動を起こすことができます。
そして、それがどのような展開をするかについては、Bつまり委ねる事ができれば、焦りや不安などの苦痛から解放されるでしょう。
しかし、このような使い方を続けてゆく中で、やがてひとつの真実へと目覚めてゆくかもしれません。
それは、どのような真実でしょうか。
それは、A自己実現の法則は、B委ねる法則の中に包み込まれているのだ、という真実です。
つまり、A自己実現の法則で実現できることは、B委ねた結果、導かれて起きる結果の中に含まれている。
Aで可能なことは、Bでも可能である。
そして、Aでどうやってカンバってもできないことの中にも、Bに委ねればたやすく実現することもあります。
Aで不可能なことも、Bならば可能なことがある。
そして、AとBが完全に一致した時、大きな自由を感じる。
つまり、自我の望みと、ハイヤーセルフ、あるいは真我、または宇宙の望みが完全に一致します。
その時、もはやそこに区別はなく、大いなる存在と自分が完全に一致します。
この時、ほんとうの意味で、すべての願いが叶う状態へと至るのでしょう。
なぜなら、宇宙またはワンネスにおいて不可能は存在しないからです。
自我と真我の融合、あるいは自我と宇宙意識の融合。
これをCとするならば、Cが私達の究極の願いなのかもしれません。
では、Cに至るには、どうすればよいでしょうか?
AとBの法則をたくさん実践し、その両方に慣れることが大切だと感じます。
やがて、AとBの法則が自分の中で融合し、あるタイミングでCへと変容してゆくのでしょう。
そのタイミングは、まさに委ねることが大切です。
今日お伝えしたテーマは、とても深い内容であり、全てをここでお伝えすることはできませんが、とても魅力的なテーマです。
具体的なコツなどについて、もっと深く知りたい方はセッションにお越しください。
葵優太
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