6月23日のセッション　その2

恋愛・結婚のスタイルも人それぞれに違います。

今回のご相談は、再婚相手に関する悩みのご相談でした。

ご相談者は、2歳の女の子を連れて、再婚されました。

そして、再婚相手の男性との間に二人の男の子が生まれ、ご人家族に。

ところが最近、ご主人が9歳になった長女に厳しく接しすぎるようになった。

長女だけではなく、まだ幼い自分の子供たちにもすぐに怒る。

何度も話し合ったが、育児の価値観の違いのせいなのか、理解しあえず、心底参ってしまった。

どうしたら良いかわからない、というご相談です。

 

話し合っても解決が見えない場合は、相手が口に出さない思い、感情が解決のカギになります。

特に男性の場合、自分の気持を口にだすことが苦手な人も多くいます。

自分の気持に気づいていない場合さえあります。

今回のご相談の解決も、そこに答えがありました。

ハイアーセルフのアドバイスは、

「ご主人とデートをしてください」というものでした。

その理由は、ご主人にも愛を分け与えるため、です。

ご主人が子どもたちに厳しくあたるのは、妻（ご相談者）の愛情を子供に取られたと思っているせいでした。

簡単にいえば、子どもたちに嫉妬していたのです。

特に、こちらのお二人の場合、お付き合いを始めた時からお子さんがいたので、

独身同士が体験するような、二人だけの恋愛があまりできなかったご様子です。

それが、ご主人にとってはさびしく、物足りないと感じる原因になっていると思われました。

それを素直に口にできるタイプなら物事はかんたんなのですが、

人の感情は時に複雑にこじれ、思ってもみない反応を生み出します。

その結果が、子供に厳しく接するという形になっている、と僕は判断しました。

妻の愛情を求めているご主人を満たすのにベストな方法。

それが、二人でデートする、という方法でした。

この方法と、ご主人の気持ちをお伝えしたら、ご相談者は目を丸くしていました。

ご主人にそんな気持ちがあるとは、夢にも思わなかったご様子です。

二人でデートする、という具体的な解決を手に入れてひと安心され、帰られたご相談者ですが、

二人きりのデートは果たして実現したのでしょうか、そしてうまく行ったのでしょうか？

デートの成功を心から祈っている、葵優太なのでした。