失われない幸せとは?
こんにちは、葵優太です。
今回は「失われない幸せ」について、前回の続きをお話します。
前回を見ていない方は、こちらからどうぞ。
得た「幸せ」は失われる「幸せ」?
では、前回の最後に出した質問の答えを言いますね。
Q4:「得ていない幸せ」とは、一体何なのでしょう?
それは「思考」の外側にあるもの。
考える前に体験してしまっているもの。
そして記憶に残すことのできないもの。
その瞬間にしか存在しないもの。
求めても得られず、再現できず、残すことのできないもの。
誰の、どんな人生にも、あらゆる瞬間に存在するもの。
具体的には、体の感覚を通して感じる「体験」。
それが「得ていない」=「失われない」幸せです。
例えば、晴れた日の空を見上げた瞬間。
雲ひとつない満月に出会った瞬間。
美しい夕焼け。
温泉にからだを浸した瞬間。
こうした瞬間、思考は働きを止めています。
その感覚そのものを、記憶に残すことはできません。
思い通りに再現することもできません。
それはただ、ひたすら「与えられる」ものです。
それは特別ではなく、普通に、当たり前にあるものです。
誰の人生にも、どんな状況でも、変わらず存在するものです。
それが失われることはありません。
得る、掴む、残す、再現する、これらはすべて「思考」の働きです。
普通ではない、当たり前ではない、なにか「特別」なものを得ようとする働きです。
そうやって得たものは、必ず失われます。
三次元の世界での出来事、現れはすべて生まれて消えてゆきます。
そこに永遠や完全、完璧は存在しません。
三次元の世界とは、思考によって区別され、区分された世界であり、時間と空間に区分された世界です。
それは人生のあらゆる瞬間に存在します。
得ることも失うこともできない、それが本質の性質です。
あらゆる人の、あらゆる瞬間に、普通に当たり前に存在する真実です。
常に満たされており、欠乏や不足が存在しない世界です。
本質の世界では、全ては完全であり、完璧であり、永遠に存在します。
この本質の世界に気づくことが、永遠の幸せに気づくことです。
その瞬間、得るまでもなく、そこにあるものに気づきます。
失われようのないものに気づきます。
本質の世界に留まることができるようになるほど、幸せにとどまるようになります。
大切なのは、それが誰の人生にも、どんな瞬間にも存在するという真実です。
普通に当たり前に存在するものです。
ただ、それに気づくには学びと実践が必要になるでしょう。
セッションでは、そうした学びと実践についてもお伝えしています。
興味のある方は、セッションにてご相談ください。
葵優太
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