雪の優しさに包まれる。
きのう、なんだか冷えるな、と思って窓の外を見たら、夜の空に雪が舞っていました。
雪国、会津生まれの僕は、雪がふるだけ、でもう嬉しくて仕方なくなります。
犬は喜び庭駆け回り、と言いますが、パズーより僕のほうが絶対に喜んでいます。

雪景色の中をゆく只見線。
雪って不思議な魅力にみちていると思いませんか?
雪は水が小さな結晶、クリスタル化して空から降ってくるのですね。
降ってくる間に、空気のいろんな汚れを吸い取り、空をきれいに掃除してくれます。
また、雪は色んな音を柔らかく吸い込んで、静けさを演出してくれます。
しんしんと降る、という表現がありますが、
音もなく降ってくる、いえ、音を吸い込みながら降ってくる雪を表現する、絶妙な言葉ですね。
僕の大好きな表現です。
そして、白一色に世界を染めながら、一色で美しい世界を作り上げてしまうのも、雪の魅力です。
極彩色の美しさもあれば、白一色の美しさもある。
世界は不思議だと感じます。
今はもう、冷たい雨がきのうの雪を溶かしつつありますが、とてもすてきな天からのプレゼントでした。
あたり一面が真っ白になったら、芝生のうえに積もった柔らかい雪の上を、パズーと一緒に走り回ろう、とワクワクしています。
雪の降る冬が、僕は大好きです。
2015-11-26 by
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