6月27日のセッション
お仕事で頑張っている女性のご相談も、多くお受けしています。
本日のお客さまも、お仕事にやりがいを持ち、精一杯頑張っている方でした。
ある部署の責任者として仕事を任され、成果をあげようと必死に努力している。
しかし、割り当てられるはずの人員がいつまでたっても配置されず、自分も部下も限界。
上司に訴えても、なかなか改善しない。
逆に、立場をわきまえないとして叱られ、意気消沈してしまった。
そんな悩みを切々と訴えてこられました。
お話をお伺いしていると、この方は真面目で責任感が強く、ルールを守ることに強い使命を感じるタイプだと感じました。
それはとてもすばらしい資質なのですが、同時に今回の悩みの根源もそこにあると感じました。
ハイアーセルフのアドバイスは「ルールよりも現状に合わせて、柔軟に対処しましょう」でした。
お話の内容からすると、どうやら割り当てる人員が致命的に不足しており、同しようもない様子。
なので、今の人員でできる範囲に、仕事の量を減らすことが求められているようでした。
ご相談者もそのことはなんとなく理解はしていたようでしたが、
「仕事に見合った人員を割り当てる」というルールを優先して考えていたため、仕事を減らすことには気持ちが向かなかったようです。
その部分のすれ違いが、上司との衝突、頑張っても認められないという悔しさの原因になっていました。
ルールは大切ですが、全てにおいてルールが優先するとは限らない。
人の心にも本音と建前があり、会社の状況にもルールと実情がある。
時には、厳しい状況に合わせて、ルールを柔軟に変更して対処することも必要。
それが、ハイアーセルフの伝えたいメッセージでした。
ご相談者は真面目で優秀な、仕事のできる女性です。
真面目で責任感が強いという資質に加え、状況に柔軟に対処するという資質を身につけることで、さらに優秀な責任者として成長されると思いました。
この悩みを成長へのチャンスに変えて、よりすばらしいご自身へと光のステップアップをしてくださると、信頼しています。
葵優太
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