10月のセッション 7
セッションで多くの方にお伝えしている、一瞬で波動が上がる知恵があります。
それが、「受け入れる」という知恵です。
たとえば、先日のセッションでお客さまが「すぐ自己否定をしてしまう」という悩みをお話くださいました。
自己否定は、とても波動が下がる態度です。
ですが、ここで「受け入れる」という知恵を使うとどうなるか、見てみましょう。
通常、自己否定をしている人は、「自己否定している自分」を「否定」しています。
だから、波動がどんどん下がります。
ここでいったん、自己否定している自分を「受け入れ」てみます。
ああそう、私は今、自己否定をしてしまっているんだな、と受け入れるのです。
認める、事実を客観的に認識する、と言い換えても良いでしょう。
すると、波動が下がらなくなります。
不思議ですね。なぜでしょうか?
それは、「受け入れる」という態度そのものがポジティブ、肯定的だからです。
すなわち、波動が上がる態度です。
例えるなら、自己否定という態度と、それを受け入れるという態度が、バランスを取って釣り合っている状態です。
おそらく、受け入れるという態度のほうがよりパワフルなので、波動が上がる方に傾くかもしれません。
それくらい、受け入れるという知恵、態度は強力です。
受け入れるという知恵は、さらに威力を発揮します。
受け入れた後に来るのは、選択の自由だからです。
つまり、「自己否定」を認め、受け入れた後なら、それを選び続けるのか、やめるのか、自由に選べるのです。
自己否定を受け入れていない場合、これはできません。
自分が認め、受け入れていない態度を、変更することはできないからです。
それは自分のものだ、と認めてこそ、それを手放すという権利が生じます。
だからこそ、どんなネガティブな出来事であっても、いや、ネガティブだからこそ、受け入れることが大切になってきます。
そして、自己否定を喜んで選択する人は少ないでしょうから、自己否定を手放し、代わりに自己肯定を選ぶことができます。
自己肯定はとても波動が上がる、パワフルな態度です。
こうして、受け入れるという知恵を使うことで、自己否定から自己肯定へと、態度を逆転させることができます。
この「受け入れる」という知恵は、あらゆるシーンで活用できます。
特に、嫌だ、がまんできない、というネガティブな出来事にこそ、威力を発揮します。
ネガティブと戦うと、そのエネルギーがさらにネガティブを増幅します。
そんなときには、戦う代わりに「受け入れる」知恵を使ってみてください。きっと効果を実感できることでしょう。
葵優太
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