一瞬で仕事力を上げる方法

こんにちは、葵優太です。

今回は「一瞬で仕事力を上げる方法」をお話します。

1.仕事ができない人の誤解

仕事量が多い＝仕事ができる人。これが最大の誤解です。

この誤解がある限り、仕事力は身につきません。

それどころか、深刻なストレス、悩み、疲労を抱え込みます。

事実、仕事の悩みで相談に来る人の多くは

「もっと仕事をしなければ」

というプレッシャーとストレスで危険な状態になっています。

仕事量＝仕事力ではありません。

仕事量＝仕事力という誤解はなぜ危険なのでしょう？

2．仕事は決して終わらない

仕事は絶対に終わらない

これは事実です。

真面目に仕事をしている人ほど、これを痛感しています。

真面目に仕事をすればするほど、仕事が増える。

仕事とはそういう仕組みになっています。

これを知らないばかりに、頑張って仕事をして、仕事をして、ストレスを溜め込んでしまいます。

仕事はベルトコンベア式に、無限に運ばれてきます。

ベルトコンベアが止まるの待っていては、過労で死んでしまうでしょう。

では、どうすればよいのでしょうか？

3.仕事を「切る」能力

仕事ができない人の共通点は、仕事を「切る」能力の不足です。

言い換えるなら、

仕事力＝仕事量を自分で決める能力

これが正解です。

仕事は無限に増えます。待っていてもベルトコンベアは止まりません。

では、どうするのか？

自分でベルトコンベアをストップするのです。

今日の仕事はここまで。これで終わり。

これを自発的に決める能力こそが、仕事力です。

4.仕事量を決める

一日にできる仕事量は、無限でしょうか？

このように質問すれば、誰でも正解はわかります。

答えはNOですね。

では、あなたは自分で、一日の仕事量を決めているでしょうか？

今日の仕事はこれをする。これだけやったら終わり。

そういった明確な目標と計画を持たないまま、惰性で仕事に向かっていませんか？

この状態が何をもたらすか？

ベルトコンベア式にダラダラと仕事をする状態です。

仕事力とは、一日にできる仕事量を自発的に、明確に、具体的に決める力です。

これには思考力が必要であり、面倒な作業です。

仕事ができない人は、この面倒を避けてしまいます。

結果、手当たり次第に仕事をやってしまい、終わりが見えなくなります。

4.仕事量を見極める

仕事を決める重要性は理解できたと思います。

では、実際にどれだけの量の仕事をすればよいのでしょうか？

言い換えるなら、一日にすべき仕事量とはどれくらいでしょうか？

自分ができる仕事の量を見極める

これが正解です。

仕事量に理想値を求めると失敗します。

理想ではなく現実、つまり自分ができる仕事の量を見極めるのです。

理想値が100だとしても、現実値が70なら、70で設定しなければ意味がありません。

これを理解せずに、がむしゃらに100を目指した結果、ストレスと過労で自分を追い込んでしまう人がとても多いです。

こうしたオーバーワークの悪癖は、人生を破壊します。

しかし、ここでひとつの問題が出ます。

仕事量を70に設定すると、理想値100−70＝30つまり30の仕事が余ってしまいます。

これをどうするのでしょう？

5.不要な仕事を切り捨てる

仕事の優先順位を決めるのは、何より重要です。

なぜでしょう？

先ほどお話ししたように、仕事の理想値100は現実値70に収まりません。

これは誰でもそうなります。仕事力の違いではありません。

仕事をこなせる能力を上げても、その分だけ仕事が増えるだけです。

ですから、70に収めるべき仕事を「選択」する必要があります。

では、どのように選択するのでしょう？

言うまでもなく、重要な仕事から選択します。

仕事の重要度を決めて、その順番で選択すると、どうなるでしょう？

100のうち重要な70は選択されます。残りは重要度の低い30です。

これが意味することは「重要度の低い仕事を切り捨てる」です。

実際、重要度の低い仕事はできなくても問題ありません。

重要度の高い仕事から、着実にこなす。

それが仕事力が高い人のスタイルです。

6.その仕事は「何のため」？

最後にとても大切な話をして終わります。

やや抽象的で難しいかもしれません。

ですが、とても大切なことです。

それは一つの質問から始まります。

あなたは何のために、その仕事をしていますか？

仕事とは、つまるところ「手段」です。

目的ではありません。

ですが、多くの人が仕事が「目的」だと勘違いしています。

仕事は手段であり、その奥にある目的を自覚しなければ、真の仕事力は身につきません。

仕事をして、幸せになりたい。

幸せは、とても素晴らしい目的です。

ではもし、仕事のストレスや過労が、今の幸せを奪っているなら、それは何を意味するのでしょう？

幸せを得るためにやっている仕事が、幸せを奪っている。

これが多くの人が「無自覚」に陥っている矛盾です。

この矛盾に気づくための方法が、この質問です。

その仕事は、何のため？

人からの評価を高めたい→そうすれば幸せだから→しかし仕事でストレスをためている→幸せを失っている

お金をたくさん稼ぎたい→そうすれば幸せだから→しかし仕事でストレスをためている→幸せを失っている

この式に当てはめると、このような重要な真実を自覚できます。

仕事に疲れているとき、疑問を感じているとき、この質問をしてみましょう。

あなたが必要としている答えが、浮かび上がってきます。

葵優太

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