嫌いでもいい。
今日は、嫌いという感情についてお話します。
嫌いという感情を、嫌っている人も多いかもしれません。
でも、嫌いという感情は、悪、悪いものではありません。
陰陽でいえば陰、ポジティブ、ネガティブでいえば、ネガティブになります。
でもそれは、単なる属性、色の違いのようなもの。
嫌いという感情自体が、あなたに悪い影響を与えるとは限りません。
というより、嫌いという感情を大事にしない時にこそ、あなたに悪影響が及びます。
どういうことでしょうか?
好きという感情は、あなたの個性と一致するもの、相性が良い物を示すサインです。
嫌いというのは、好きではないこと、つまりあなたの個性とは一致しないことを教えてくれるサインです。
好きなことと、好きではないことが両方あるから、好きなことを選べる、楽しめる、味わえる。
もし、世の中全部があなたの好きなものでうめつくされていたとしたら、どうなるでしょう?
はじめのうちは楽しいかもしれません。
でも、いずれ必ず飽きてしまい、好きなものさえ、好きではなくなってしまいます。
色の違いに例えてみましょう。
白が存在するためには、最低でも白以外の色が、もう一つ必要です。
白だけの世界では、それを白だと認識することさえ、できないからです。
これでおわかりだと思います。
好きではないことは、あなたが好きなことを際立たせ、存在させ、味あわせてくれるために必要不可欠な存在です。
嫌いがあるからこそ、好きがある。
昼間があるからこそ、夜がある。
女性がいるからこそ、男性がいる。
死があるからこそ、生がある。
片方を全否定してしまえば、肯定したいはずのものまで否定してしまうことになる。
否定したいもののおかげで、肯定したいものが存在できる。
だから、嫌いでもいいのですね。
でも、嫌いという感情自体は、あまり楽しいものではありません。
なるべく感じたくない、と思うことも多いでしょう。
そんな時には、このようにすると良いでしょう。
1.嫌いという感情をしっかり感じてあげる。
どんな感情も、しっかり感じてあげると、自然に消えてゆきます。
反対に、感じてはダメ、感じないように、と我慢すると、あなたに悪影響を与えます。
2.単なる違いだと考える。
嫌いなものに遭遇すると、その対象がダメだ、いけない、許せない、価値が低いなど、
価値判断したくなるかもしれません。
でも、そこはストップ。
嫌いなものは、あなたの好きなものとは「違う」だけです。
悪いものでも、劣っているものでも、敵対的なものでも、ありません。
単に、違っているだけです。
あなたが嫌いなものを、好きな人が必ずいます。
あなたが好きなものを、嫌いな人が必ずいます。
それを認め、受け入れ、愛することで、あなたは自由になれます。
ここまで来ると、嫌いという感情がとても楽になります。
すでに消えているかもしれません。
自分自身に、嫌う自由と、判断しないという自由を与えてあげると、嫌う必要が消えてゆきます。
嫌うのではなく、ああ、私とは違うんだなと感じる、そこで終わりになります。
それでも、どうしても嫌い、許せない、イライラする、そんな相手や対象もあるでしょう。
それこそ、実は大いなるチャンス!
それは、あなたが創りだした、そしてあなた自身を縛って苦しめている、ネガティブな観念を教えてくれるサインです。
このネガティブな観念を探り出し、解放すると、どうなるでしょう?
あなたの光化が起こります。
自由になり、パワフルになり、賢くなり、愛に満たされます。
縛られていたあなた本来の力が取り戻されるからです。
ですから、どうしても嫌い、許せない相手や対象は、すばらしいギフトになりえます。
あなたさえその気なら、そこからすばらしいギフトを得られるということです。
もし、今あなたに嫌いな相手がいて、許せなくて、それを解消してギフトを得たいなら、
葵優太のスピリチュアルカウンセリングがきっとお役に立ちます。
「嫌い、許せない」という虫歯をガマンして苦しい人生を耐えるよりも、
光の治療でサクッと直して、快適な人生を取り戻しましょう♪
葵優太
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