夢中になれるコトをストックしておく。
しあわせな状態のひとつに、「夢中」があると思います。
といっても、夢中になっている最中は「ああ、しあわせ」と思うことはありませんね。
そのくらい、何かに集中し、没頭している、それが夢中ですから。
夢中になっている瞬間は、不幸を感じることがありません。
全力で、必死に生きている状態なので、余計なことを考える暇がありません。
こうしてみると、不幸は暇から生まれるのかもしれませんね。
とにかく、夢中になっていると、時間を忘れ、自分を忘れ、目の前のことに意識が100%集中します。
あの感覚は、不思議と心地よいですよね。
面白い映画やドラマ、マンガや本などは、我を忘れて夢中になれるから、みんな大好きなのでしょう。
人生の中に、夢中になれる時間が多い人ほど、しあわせに人生を過ごせるような気がしませんか?
これはたぶん、間違いないと思います。
定年退職した男性は老いが早いという話がありますが、夢中になれることが仕事だけだと、そうなってしまうのかもしれません。
その点、女性は夢中になれるコトをストックしておくのが男性より上手ですから、年齢にかかわらず人生を楽しめるのでしょう。
不幸とか、悩み、苦しみ、誰でも嫌なものですよね。
これを上手に避けるには、夢中になれるコトをストックしておくのが有効です。
暇ができて、なにかネガティブなことを考えだしたら、好きなことに夢中になる、こんなふうに避けることができます。
人生は、楽しむこともできれば、苦しむこともできる、それはあなたの選択に任されています。
だったら、どっちを選ぶか、答えは出ていますよね。
ただ一点、注してほしいことがあります。
それは、「夢中」と「逃避」は似て非なるものだ、ということです。
逃避とは、本当はこんなことやりたくないのだけど・・・と頭の何処かで考えながら、ぼんやりとしてしまうことです。
TVを漫然と見る、することがないからといって、パチンコ、ゲーム、お酒で暇つぶしをする。
これは、夢中になるのとは違います。
違いは、ぼんやりとやるか、全力でやるか、です。
なんであれ、やりたくて仕方ないことを真剣になるなら、それは夢中になれます。
なんであれ、本当にやるべきことを後回しにして、そこから逃げるための手段にするなら、それは逃避です。
人生の貴重な時間を、本当に好きなことに使いましょう。
それは、あなた自身のためであり、命を授けてくれた様々な存在への恩返しであり、あなたを取り巻く世界への貢献なのですね。
こんな風にして、夢中で文章を書いている間、僕はとてもしあわせです♪
葵優太
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