無気力な人のためのセッション

こんにちは、葵優太です。

1月に入って、「全く無気力でやる気が起きない」という人のセッションをいくつか行っています。

どうやら、これは複数の人に共通する現象のようです。

 

何を隠そう、僕自身も1月に入ってからひどい無気力を体験し続けています。

しかし、僕自身は無気力であることが悪いことだとは思いません。

そして、無気力さを解決しようとか、癒そうとか、抵抗しようとも思っていません。

ただ、あるがままの無気力な自分を受け入れ、無気力なままにさせてあげています。

もちろん、日々やるべき事はありますので、できる事は淡々と毎日行っています。

 

しかし、カウンセリングに来るお客様の中には、無気力さを悪いことだと考えてしまう人が多いようです。

元気な人と比べたり、 前向きで精力的だったかつての自分と比べたりして、劣等感や罪悪感を感じてしまうことも珍しくありません。

でも、残念ながら、そうしたことをいくら行っても、無気力さが本質的に回復する事はないでしょう。

 

なぜでしょうか?

それは、やる気が出ない状態もまた、自然なサイクルの1つだからです。

 

昼と夜に例えるならば、精力的に活動する時期が昼であり、ゆっくり休む時期が夜です。

毎日が昼と夜のサイクルで成り立っているように、人生のサイクルにも活動期と休眠期があります。

確かに、休眠期は思うように体が動かないこともあり、やる気が出ないのはなんとも嫌なものですが、それはあるがままに受け入れる必要があります。

もし、精力的な活動期がずっと続けば、おそらく精神も肉体もエネルギーを使い果たし、危機的な状況に陥るでしょう。

そうならないために、ゆっくりと休んで心と体を回復するための時期が必要なのです。

 

こうした状態の時こそ、ゆっくりとヒーリングを受けることがとても効果的です。

ヒーリングはエネルギー体の深いところにまで作用し、心と体を落ち着かせ、必要な癒しを行ってくれます。

ヒーリングで穏やかな状態になった後で、今の自分の状況を客観的に見るためのポイントをお伝えしています。

具体的には、あるがままの自分を肯定的に捉え、優しさと思いやりを持って自分に接する大切さをお伝えしています。

 

私たちは心と体を持った、生身の人間であり、機械やロボットのように思考の命令通りにいつも動けるわけではありません。

しかし、私たちの自我や思考はときにはとても機械的で論理的なので、そうした心や体の事情を理解できない時もあります。

でも、こうした時こそ本当に自分に優しくするための良いチャンスです。

思うに任せない自分の心や体を優しく丁寧に尊重し、本当に必要なものを与えてあげる事は、幸せに生きるために絶対に必要な感性です。

無気力さに苦しんだり、そうした自分を責めてしまうなら、どうか自分に優しくしてあげてください。

どうしたらよいかわからないときには、セッションでご相談ください。

ヒーリングとカウンセリングを受けたあとは、無気力で何もできない自分ではなく、ゆっくり休むチャンスを得た自分へと、変わっているでしょう。

葵優太

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