「愛される土地」のエネルギーの心地よさ。
2/7、8と茨城県を観光してきました。
福島県のおとなりですが、今まで訪れる機会を作ってきませんでした。
初めての土地にゆくのは、楽しみでもあり、不安でもあり、出発前からすでに旅の醍醐味を感じられるのがいいですね。
今回は、水戸市の偕楽園にご挨拶することになりました。
偕楽園は、水戸藩主の徳川斉昭公が作った庭園です。
民とともに楽しむという構想のもと、一般庶民にも開放された、というのが特徴だと思います。
2月の肌寒い空気の中、すでに梅の花がほころびはじめていました。
あと二週間もすれば満開になるらしく、広大な園地に広がる梅の花が一斉に花開く様子を想像するだけで、心が広がる感じがしました。
園地に好文亭という建物があり、斉昭公自らが設計した風流で一風変わった建物です。
好文亭に向かう途中の杉林から門をくぐる間の場所が、まるでご神域のような気高いエネルギーを感じさせるので驚きました。
近くに常磐神社があり、そちらも参拝したのですが、そちらよりも遥かに澄み切ったエネルギーなのです。
園地のエネルギーの中心部分になっているのでしょうか。
好文亭を三階まで登ると、園地とその向こうに広がる池や町並みが一望でき、斉昭公の土地や民への愛を感じることができます。
この園地一体が温かいエネルギーに包まれているのは、斉昭公の愛の結晶だからかも知れません。
梅の花が開く頃や、他の季節にもお参りにゆこうと思いました。
葵優太
コメントを残す