人間関係のしあわせピース。
人間関係は、自分を映す鏡です。
愛や信頼に満ちた人間関係を持っているなら、あなたの中に愛や信頼があることを映しています。
例えば、親しい友達や、兄弟、親戚などと親しい関係を結んでいるなら、すばらしいことです。
あなたが愛や信頼を与え、受け取るにふさわしい存在ですよ、と教えてくれているのですね。
一方では、自分にとって好ましくない人間関係もあるかもしれません。
特定の人が苦手、許せない、虫が好かない、などは普通に起きる出来事です。
そういうことがあったとしても、自分が愛や信頼に値しない人間だ、とは思わないでください。
それは、あなたが人間関係でもっとたくさん愛し、もっと多くの信頼を与えたい、
と願っているから起きている、そう思ってください。
つまり、好ましくない人間関係をあえて引き寄せるほど、あなたは愛や信頼に勉強熱心だ、ということですね。
だから、自分を否定する理由にはなりません。
苦手な人は、大抵の場合、自分の姿を写してくれています。
どんな姿かといえば、自分自身が愛せない、許せない、認めたくない、そんな自分の姿です。
例えば、職場で仕事が遅い人を許せない、と思うなら、
おそらくあなた自身が、自分は仕事が遅いと思い、自分を責めている可能性があります。
仕事が遅い自分を責めていると、同じように仕事が遅い人を見た瞬間に、
「私の見たくない姿を写さないで!」と思ってしまうのですね。
でも、あえてそこに目を向けることで、自分を許すチャンスが生まれます。
無意識のうちに自分を責めて、苦しい思いを毎日している人生が、
苦手な人をきっかけにして、ありのままの自分を許し、認め、楽になれる人生へと変えられるのです。
ちなみに、仕事が遅い、早い、というのは他人との比較の問題です。
他人との比較は、どこまで行っても、しあわせにはつながりません。
今の自分ができるベストを尽くしたら、それを認め、足りない部分は明日のチャレンジとして受け入れれば、
いつでも、どんな自分でも認めることができます。
「他人との比較は手放して、今のありのままの自分自身を見てあげてください。受け入れてあげてください」
それが、苦手な人が教えてくれる、しあわせピースなのだと思います。
すぐにはできない、それでも構いません。
大切なのは、「ありのままの自分を受け入れ、許す」という目標を持つことと。
そして、そこに向けて毎日少しずつ、進んでゆくことです。
しあわせは、ゴールにあるというよりも、ゴールに向かって歩いてゆく、その道端に咲いている花だと思います。
例えるなら、美術館の中を巡る、ピクニックをしに山に登る、お花見にゆく、そんな感じでしょうか。
自分のペースで歩きながら、見たり、感じたり、感動したり、ゆっくり歩いてゆくのが楽しいのですね。
しあわせピースを探して、集めて、組み立てるのも、そんなふうに自分のペースで楽しむのがおすすめです。
焦れば焦るほど、しあわせは見えなくなる。
ゆっくり、じっくり、時間をかければかけるほど、ほんのささやかなしあわせが、大きく豊かに感じられる。
神様のパズルには、そんな不思議なルールもあります。
僕のスピリチュアルカウンセリングでは、そんなゆったりした時間を味わっていただけます。
あなただけのしあわせピースを、時間をかけて、楽しみながら探して、集めて、組み立てませんか?
それは、人生最高の楽しみとしあわせを、あなたにもたらしてくれるでしょう。
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