自分に優しくする
大抵の方のセッションでは「自分に優しくする」というテーマが出てきます。
言い換えれば、自分に優しくするのは、それだけ難しいことなのですね。
そもそも、自分に優しくするということがわからない、という人もいるでしょう。
いくつかポイントをあげてみましょう。
1.今の自分を認めてあげる
最も重要で、最も難しいと言えるポイントです。
私達は本来、生まれて生きているだけで十分に価値のある存在です。
例えば、生まれたばかりの赤ちゃんは、自分ではほとんど何もできない、弱い存在です。
当然、他の人のために労働し、価値を提供することはできません。
だからといて、赤ちゃんが生きている価値がない、と考える人はいないでしょう。
生まれて生きているだけで、両親を始め、関わる人に愛や喜びを与えてくれるからです。
私達はみな赤ちゃんとしてスタートしています。つまり、生まれたときから価値ある存在です。
生まれたときに持っていた価値を失うことはありません。
ですが、成長に従い、生きているだけで十分という価値観が薄れてゆきます。
労働力を提供し、その報酬を得ることが自分の価値だ、と考えるようになります。
それ自体は悪いことではないのですが、問題は「労働力=自分の価値」と勘違いする点です。
ですが、それは明確な間違いです。
赤ちゃんの労働力はゼロですが、存在としての価値は十分です。
そして私達もみんな同じです。
男性、女性、学生、社会人、主婦、労働者、要介護者、若年、老齢・・・
ありとあらゆる条件にかかわらず、人間という存在、魂としての存在に価値があります。
頭で考えなくても、直感的にわかることです。
赤ちゃんが微笑むだけで、誰かが幸せになるように、
寝たきりの病人が、ありがとうの感謝の思いを持つだけで、宇宙に感謝のエネルギーが響くように、
生きているだけで発する波動の中に、価値あるものが必ず含まれています。
そんなふうに自分自身を見つめてみる。
すると、今の自分を認めてあげることの意味が、何となく分かると思います。
生きているだけで、十分以上に価値がある。
それが人間という存在だと思います。
2.自分を追い詰めない
私達は日々、自分を追い詰めすぎています。
あれができなかった、これもできなかった。
朝から晩まで、やるべきことを追いかけ、へとへとになって一日が終わります。
または、どうしてもやめられない、またやってしまった。
そんな後悔で自分を責め苛んでいる人もいるかも知れません。
はっきり言えば、それはどうでもいいことです。
何かができた、できなかった、それは重要なことではありません。
私達の価値は存在、生きてここにあること、です。
何かができるから価値がある、できないから価値がない、のではありません。
やるべきこととは、なんのためにあるのでしょう。
自分が幸せになるためです。
自分の力を十分に発揮し、貢献し、充実感を味わうためです。
やるべきことで自分を追い詰め、できないことで自分を責めるのは、本末転倒です。
自ら目標を持ち、責任感を持って義務を果たすのは、喜びの中で行うべきことであり、苦しみを生み出すものではないと思います。
もし、自らの役割に喜びを感じられないとしたら、それは、自分の中の間違った価値観のせいです。
義務や責任を果たす事、労働や奉仕することは、嫌なことを我慢することであり、苦しみである。
そんな価値観を持ち、自らを苦しめている人は、悲しいことにたくさんいます。
でもそれは、自らが気づき、変えようと思えば、必ず変えられます。
労働や義務を果たすことと、自らの喜びを一致させ、幸せに働くことは誰にでも可能です。
あまり自分を追い詰めず、できたことに感謝と充実を味わってみませんか。
考えてみれば、
おぎゃあと生まれたときには、何ひとつ満足にできなかった自分が、
今ではこんなに色んな事ができるようになったのです。
そう考えると、今の自分も大したものだ、と思えるはず。
また、
どんなに有能で優秀な人でも、
いずれは必ず老いてゆき、できることがどんどん減ってゆくものです。
そう考えると、できる、できないが永遠の価値を持つのではないことも、わかるはず。
できる、できないはその時々で変化しうつろう、儚いものです。
そんな儚いものに振り回され、追い詰められるのは、楽しい生き方ではないと思います。
3.自分にサービスする
多くの人が、他人には親切丁寧にできるのに、自分にはそれができません。
大切な友人やお客様には、お茶を出し、お菓子を出し、楽しい話で盛り上げたり、近況を熱心に聞いたり、熱心にもてなします。
でも、誰よりも大切なはずの自分には、それほど熱心にサービスをしているでしょうか?
面倒くさい、という理由で自分をないがしろにして、いい加減に、粗末に扱うことが多いかもしれません。
ですが、それでは自分に優しくしているとは言えません。
面倒臭がって楽をすることが、自分に対する最高のサービスになるとは限りません。
時間と手間ひまをかけて、面倒を押してでも、自分にサービスすることは、とても大切です。
自分を一番の親友のように、人生で一番大切な人のように、もてなしてみてください。
お茶やお菓子でもてなし、好きな趣味を一緒に楽しみ、悩みを真剣に聞き、楽しい思い出を語ってください。
お金と時間を贅沢に使い、望むことをさせてあげましょう。
あなたはそれだけのサービスを受け取る価値のある存在なのだ、と思い出させてあげてください。
私達は自分を酷使することは得意な半面、サービスすることは苦手です。
果たしてこれで、本当に幸せになれるでしょうか?
一日、たった15分でもいいので、自分にサービスしてあげましょう。
自分が本当に望んでいること、心から好きなことをさせてあげましょう。
自分に優しくすると、必ず良いことが起きます(笑)
なぜなら、自分が幸せになるからです。
もし、自分に優しくする方法がわからない、状況や環境がそれを許さないという方は、セッションでご相談ください。
どんな状況でも、自分に優しくする方法はあります。
そこをきっかけに、自分に優しい生き方を身につけて、しあわせな毎日を実現できるようになるでしょう。
自分に優しく幸せな生き方を実践したい方は、一度ご相談ください。
葵優太
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