7月のセッション 5
「信頼関係」という財産が、あなたにはあるでしょうか?
信頼関係という財産は、人生を安定させてくれます。
人生を生きる上での、心の安定度が大きく高まる、ともいえます。
では信頼関係とは何でしょうか?
言葉にするのは、なかなか難しいのですが、
「何かあっても、この人との関係があれば、大丈夫」
という感覚が得られる関係、それが僕の感じる信頼関係です。
信頼関係は、様々な関わりの中で創り出すことができます。
恋人、夫婦、親友、家族など、親密な関係の中で得られるのはもちろん、
お医者さんや、行きつけの美容院の美容師さんなど、お金を払う関係の中でも創れます。
より多くの、より多方面での信頼関係があるほど、人生はより安定するでしょう。
信頼関係から得られるのは、安定や安心だけではありません。
信頼できる相手がいるという喜び。
相手を信頼できるという自分に対する誇り。
信頼できる相手に信頼されているという充実感。
こうした感覚は、心にじんわりと染み渡り、優しさと穏やかさを与えてくれます。
利益だけの関係からは、この優しい滋味のような感覚は、得られないものです。
私たちが人生で最も求めているもの。
もしかすると、それが信頼関係なのかもしれない、と思うことがあります。
心から安心できる人たちに囲まれ、お互いに信頼しあって暮らしてゆく。
そうした人生を手にした時、心の底から満ち足りるのかもしれません。
そう感じさせるほどの、パワフルなしあわせの感覚を、信頼関係は与えてくれます。
では、そのようなすばらしい信頼関係は、どうやったら手に入るでしょうか?
まずは、求めることです。
シンプルですが、案外多くの人が、真剣に求めることをしていません。
信頼関係を得たいなら、
「私は信頼関係が欲しい」と求めることが不可欠です。
求めていないものが、人生に訪れることはありません。
次は、自分から信頼すること。
信頼されるのを待っていてはだめです。
「信頼されたら、信頼しよう」
という態度でいる限り、信頼関係は始まりません。
信頼する時のコツをひとつ。
「信頼したのに、期待はずれだった」
という思考にだまされないことです。
期待と信頼は、違います。
期待とは、自分の思い通りの結果が得られること、を望むこと。
自分の期待通りに反応してくれなかった時、失望するのが期待です。
信頼とは、思い通りではない結果でも、それを信じて受け入れる態度。
自分の予想とは違ったけど、あの人がそうしたのなら、それを信じよう。
これが信頼です。
期待を求めている限り、信頼は永遠に得られません。
信頼を得るには、期待を手放す必要があります。
自分が期待していた行動、結果を相手が返してくれなかった。
その時、それでも相手を信じたいか、関係を続けたいか?
思考ではなく、心の感覚で、そう思えるか?
ここが勝負どころです。
虫のいい結果だけを期待するのは、思考の特性。
それを超えた所で、この人を信じてみよう、と思えるのは心の感覚。
信頼関係は、心から生まれます。
最後は、自らが信頼に足る人物になることです。
言い換えるなら、わたしは人に信頼される人間だ、という自己信頼=自信を持つこと。
完璧な人間でなければいけない、という意味ではありません。
自信がない人は、信頼してくれる人を引き寄せることができません。
相手を疑い、自分を疑い、関係を維持できないでしょう。
自信を持つことが、信頼関係の土台になります。
自信を持つのに必要なのは、勇気です。
実績や経験は、自信に絶対に必要な条件ではありません。
自分を信じるという勇気が、絶対条件です。
このような感覚を持つと、特定の誰かと、関係が続くようになってきます。
ある程度関係が続くと、いろんな事を体験します。
相手や自分を疑ったり、
期待をして裏切られたり、
いろんな事を体験します。
それでも、もう少し続けてみようか、そう思える関係が見つかったら、それこそが、信頼関係の芽です。
それを枯らさずに、大切に育ててみましょう。
あきらめずに、根気よく手間を掛けてゆくと、信頼関係が育ってゆきます。
信頼関係を育てるのにも、コツがあります。
いったんコツをつかめば、どんどん上手になってゆくでしょう。
気づくと、あなたの人生にたくさんの信頼が育っているかもしれません。
あなたも、自分だけの信頼を育ててみたくなりましたか?
それなら、あなたの身近にいる人との間で、始めてみてください。
新しい信頼を育てるも良し、今ある信頼を大きくするも良し。
きっと、人生が楽しくなるに違いありません。
もちろん、セッションを通じて僕との信頼を育ててみるのもオススメです(笑)
あなたの訪問を、葵優太はいつでも歓迎いたします。
葵優太
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