1月のセッション 2
「あなたは自分のセールスができますか?」と聞かれたら、どう返事しますか?
先日のセッションでは、この「自分のセールス」がテーマになりました。
セールスという言葉には、あまり良い印象を感じないかもしれません。
ここでは、セールス=メリット、良い点を分かりやすく、魅力的に伝える、という意味で使っています。
つまり、自分のセールスとは、
自分の良い点を相手にとって分かりやすく、魅力的に伝える行為、
です。
これは、自分らしくしあわせに生きるために必要不可欠なスキルだと僕は確信しています。
自分らしく生きるためには、自分らしい活動を通して、人に貢献する必要があります。
そのためには、自分がどれだけ人の役に立てるかをアピールできたほうが有利です。
もしあなたが、パンを焼くのがとても上手で、パン屋さんになって人に貢献したいと思っているとします。
自分の家で黙って一人でパンを焼き続けていても、その美味しさはなかなか人に伝わりません。
人に味わってもらいたいのなら、パンを配るなり、人を招いてパンをごちそうしたり、何かのアクションが必要です。
それが自分のセールスです。
自分のセールスを行うことで、多くの人があなたのパンの美味しさを知り、それがほしいと思う人が現れます。
お金を払ってもあなたのパンが食べたい、という人が増えてきた時、あなたの夢であるパン屋さんが実現します。
これは、商売に限らず、どんな活動にも当てはまります。
自分がやりたいこと、得意なことを人に伝えて、自分の力を有効に活かすことは、自分と人、社会のしあわせのために極めて有益な活動です。
自分のセールスを全くしない人は、自分という宝の持ち腐れ、と言えるかもしれません。
自分のセールスとは、自分と人、社会を幸せにするために大切な行為だと、僕は確信しています。
今回ご相談に来た方も、地域のために熱心に貢献し、実績を上げていらっしゃいました。
多くの人を感動させたい、という素敵な夢をお持ちの方です。
ですが、お話を聞いている感じでは、自分のセールスという面にはあまり意識を向けていないようでした。
その方のハイアーセルフのメッセージは次のようなものでした。
多くの人を感動させたい、そのためには、あなたの魅力が多くの人に伝わる必要がある。
そのためには、自分で自分の魅力をセールスし、伝えてゆくという行為が必要になる。
自分が意識しているものが、人生に現実化する。
だからまず、誰よりも自分自身が自分の魅力、能力、長所を知り、信頼し、全面に押し出す必要がある。
自分セールスするという行為は、ときに気恥ずかしく、勇気が必要になる行為です。
しかし、繰り返しになりますが、自分の長所、良い点、能力を正しく、分かりやすく伝えるのはお互いにとって有益です。
自慢や押しつけではなく、自分ができること、したいことを表現することは可能です。
その思いを受け止めた人の中から、あなたの力を必要とする人がかならず現れ、そこからしあわせな活動がスタートします。
仕事、恋愛、人間関係、経済活動、人生のあらゆる面で当てはまります。
今回のご相談者が、自分の長所をより積極的に、魅力的にセールスできるようになり、その実力を大いに発揮できるようになることが、僕は心から楽しみです。
それは、ご本人にとっても、関わる人達にとっても、すばらしいしあわせをもたらしてくれると感じるからです。
あなたにも、自分のセールスを通して、自分らしい幸せな人生を創って欲しい、と思っています。
葵優太
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