5月のセッション 6

「人生で大きな恐怖を感じた時」

あなたはどのように対処しますか?

無視する、逃げる、立ち向かう、受け入れる。

 

僕がおすすめしているのは、「受け入れる」方法です。

恐怖という感情を受け入れ、ただ静かに感じてゆく。

それだけで、恐怖は確実に消えてゆきます。

 

たとえば、あなたの兄弟にとても怖い人がいるとします。

その人のことを考えただけで、胃がギュッと縮み、顔がこわばる。

楽しかった気分もいっぺんにブルーになる。

そんな人がいるとしましょう。

このような恐怖に、どう対処したらいいのか?

 

恐怖を感じてください。

抵抗せず、無視せず、逃げ出さず、ただ感じてゆく。

「ああ、あの人のことを思うだけで、体がこわばって、色んな気持ちがわいてくるんだ。。」

そんな風に、ただ感じて、受け入れてゆきましょう。

 

恐怖を感じるなんてそんなバカな!

とあなたは言うかもしれません。

考えるだけで怖いのに、

そんなふうにじっくり感じたら、もっともっと怖くなって、タイヘンなことになる!

そんなふうに考えているかもしれません。

 

では、恐怖という感情の特徴をお伝えしましょう。

恐怖は、正体がわからないときが、最も怖い。

正体、原因さえわかってしまえば、恐怖はその力を失う。

それが恐怖の特徴です。

 

こんな状況を考えてみましょう。

夜、電気を消してベッドに入り、目を閉じようとした瞬間、バタン、という物音。

勝手口のあたりから聞こえたようです。

気にしないで眠ろうとしたものの、気になって眠れません。

数分もしないうちに、また同じ物音。

猫? 風? もしかして不審者?

妄想が膨らみ、だんだん怖くなってきます。

 

勝手口を開けて確認すれば済むとはわかっている。

でも、もし誰かがいたら?

そんな考えが恐怖を生み、体が動きません。

 

バタン。また同じ物音。

もう我慢できない。

あなたはベッドからそっと起き上がり、懐中電灯を手に、恐る恐る勝手口へ。

明かりで照らしながら、勝手口を開け、恐る恐る首を出したあなたは、ホッと拍子抜けします。

昼間、外に出しておいたダンボールの束が風に煽られて、勝手口にぶつかっていただけでした。

 

たかがダンボールの物音に、あんなにも怯えていたなんて、おかしいやら腹が立つやら。

ダンボールを片付けたあなたは、ホッとしてベッドに潜り込み、安心して眠りました。

 

これが、恐怖という感情が起きるメカニズムです。

まず、自分を不安にさせる出来事が起こる。

その正体がわからない。

すると、些細な不安がどんどん膨らみ、巨大な恐怖となって襲いかかってくる。

が、その正体を突き止めた瞬間、恐怖は力を失い、消え去る。

どんな恐怖にも共通しています。

 

恐怖が襲ってきた場合、まずは静かに感じることで、その力を削ぐことができます。

すべての感情は、感じることで消えてゆくからです。

恐怖の力が小さくなったら、その正体、原因を突き止めます。

恐怖の奥には、必ず思考が存在します。

恐怖を生み出している思考が分かれば、それを観察します。

 

たとえば、小さい時に男の子からいじめられたことがきっかけで、男性が怖くなった。

そこには、男性は私をいじめる存在、怖い存在、という思考パターンが存在します。

その思考が活動している限り、男性を怖がることになります。

 

こうした思考が厄介なのは、しばしば無意識の思考として活動しているからでっす。

つまり、私は男性が怖い、それが自覚できる、でも、理由がわからない。

理由がわからないために、より一層恐怖が増して、ますます男性が怖くなる。

こうした悪循環が起こります。

これを断ち切るためには、どうしたら良いでしょうか?

 

そのためには、恐怖を受け入れ、感じて、その力を弱めることが必要になります。

その上で、恐怖を生み出している思考を突き止める。

ここまでくれば、もう半分以上は解決しています。

後は、恐怖を生み出している思考が真実なのか、チェックします。

ほぼ確実に、恐怖を生み出している思考は間違っています。

 

上の例で言えば、過去に男の子からいじめられた、それは事実です。

ですが、それを

「男性は皆、必ず私をいじめる」

という「法則」にしてしまった時点で、明らかに間違いです。

 

もっと細かく見てゆけば、

当時の男の子にも、いじめる意図はなかった、

ただあなたの気を引きたかっただけだった、

という事実が判明するかもしれません。

 

この瞬間、

男性は必ずしも私をいじめるとは限らない

という考え方が生まれます。

「男性は皆、必ず私をいじめる」

「男性は必ずしも私をいじめるとは限らない」

両方の考え方を比べれば、どちらが望ましいかは明らかですね。

 

より望ましい考え方を選択すると、それに合った感情が生まれ、行動ができるようになります。

男性をむやみに恐れる感情は薄れ、

男性に自然な興味が持てるようになり、

自然に振る舞えるようになってゆきます。

 

こうしたステップの最初にあるのが、恐怖を受け入れ、感じるという姿勢です。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」

ということわざが、すべてを物語っています。

どんな恐怖であれ、適切な対処をすれば、それは消えてゆきます。

恐怖とは、物事を見間違った時に生じる感情だからです。

間違っている見方に気づき、正しい見方をすれば、恐怖は消えます。

 

あなたが今、何らかの恐怖に悩まされているなら、この方法を試してみてください。

恐怖を感じる。受け入れる。

それだけで、怖いという気持ちに変化が起きるのを、感じることができるはずです。

 

そして、感じた分だけ、恐怖は溶けて消えてゆきます。

一人では難しいと感じたなら、セッションで一緒に恐怖を消してゆきましょう。

恐怖が消えた時、大きな安心、解放感が得られるでしょう。

それは本来、あなたが手にするべき自由なのです。

葵優太

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