相手の気持に責任を取らない
先日のセッションでは、人間関係で最も重要なテーマのひとつが出ました。
それは「相手の気持に責任を取らないこと」
言い換えるなら、
自分の言葉が、相手にどう受けとめられるか、気にしない。
ということです。
これは、健全な人間関係を維持するために、必要不可欠です。
なぜそう言えるのか?
わかりやすく説明しましょう。
まず、理想とは正反対のパターン、
相手の気持ばかりを気にするKさんの場合、を見てみましょう。
Kさんはいつもいつも、相手がどう反応するのか、が気になります。
人に好かれたい、嫌われたくない、という思いが強すぎて、
人と話している時でも
こう言ったら、嫌われるかな?
こうしたら、機嫌を損ねるかな?
そんな事ばかり考えてしまいます。
本当は自由に話したいのだけれど、怖くてできません。
人と一緒にいると、気疲れしてしまう。
でも、独りでいるのも寂しい。やっぱり人と関わりたい。
そんな矛盾した自分に嫌気が差しています。
Kさんと同じ悩みを感じている人もいるでしょう。
では、解決方法がどこにあるか、わかりますか?
ヒントは、最初に出したテーマにあります。
つまり
「相手の気持に責任を取らないこと」
相手を気にせず、自分が思ったこと、感じたこと、したいことを、自由に表現する。
それだけで、Kさんの悩みは解決します。
でも、そんな事をして、相手に嫌われたらどうしよう。。。
Kさんはきっと、そう言うはず。
僕の答えはこうです。
「それは、仕方のないことです」
決して意地悪を言っているのではありません(笑)
相手に嫌われない=相手の気持をコントロールする
ことは、不可能だと言っているのです。
私たちには、自由に感じ、自由に考える権利があります。
この権利は、誰にも奪えませんし、コントロールもできません。
ですから、Kさんが言ったことに対して、
相手がどのように感じるか、考えるか、それは相手の自由な権利です。
喜ぶかもしれないし、嫌われるかもしれない。
それを決めるのは、相手の心なのですね。
もちろん、常識的な配慮は大切です。
例えば、相手の趣味、好みをけなすようなことを言えば、嫌われるのは当たり前。
常識的な配慮を踏まえた上で、自分に素直になりましょう。
自分の気持に正直になり、感じたこと、考えていることを、そのまま表現してください。
あるいは、行動に移してください。
大切なのは、
「自分の気持に責任を取ること」
自分の言葉や行動に責任を持てるかどうかです。
責任を、正直と言い換えても良いでしょう。
自分に正直であること。
自分の気持や考えを正直に言わない人を、
あなたは好きになれるでしょうか。信頼できるでしょうか。
喜び、悲しみ、笑い、怒り、色んな感情を素直に表現してくれる人。
賛成、反対、他の意見、考えを自由に話してくれる人。
他人に気兼ねせず、本当にしたいことができる人。
自分に正直な人は、すてきだと感じませんか?
自分の気持に正直な言葉を選び、行動すること。
そうするだけで、Kさんが抱えていた悩みは、解決します。
なぜなら、自分に正直なKさんは、きっと魅力的だから。
自分の気持に正直な人は、その人本来の魅力を放っています。
Kさんの個性、魅力に惹かれる人、愛する人が自然に集まってくるでしょう。
相手のことばかり気にしていたときには、決して得られなかった関係。
お互いを自由に表現しつつ、心地よい関係。
自分に正直になることが、その秘訣です。
Kさんのように、理想的な人間関係を持つことは、誰でもできます。
理想の人間関係を手にしたい方は、セッションでご相談ください。
葵優太がしっかりサポートします。
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